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秋の薪 (20131118)

PB160200.jpgさて、デスクワークが多くなる昨今、身体の傷みも増えてくることから身体を動かすのは、この秋冬である。今年は、秋がないといわれており、急に冷え込んできたが、服を着込めば、それなりにすごしやすい日々である。

秋の主な仕事は、ストーブ用の薪作り

農家の方に、土場に材をつんでいただき、チェーンソーを持って、毎年、玉切りをおこない、手ごろな大きさにします。ストーブは、針葉樹よりも、広葉樹の火持ちが良いので、材として出荷できない根株や、曲がり材がほとんどです。

PB160132.jpgさて、それを運ぶのはうちの車です。

昨年度までは、ファンカーゴを使用していましたが、15万キロでエンジンが不調になり、FIT-Hybridに買い換えました。
燃費もさることながら、もちろん、選定の理由は、後部座席がフラットになり、薪がつめること。
このFIT、車体はコンパクトですが、容量は、それなりにあります。

PB160107.jpgその薪を積み込むのは、子供たち。

この下の子の写真は、上の子から、「ちゃんとつまんか」と言われ、言い返しているところ。
それにしても、積み下ろしを手伝ってもらえるのは、大変助かっています。

最後に、この写真は、腹をくくって私費で購入したOlympus E-M5、ミラーレスですが、100%視野の電子ビューファインダーが付き、防水防塵を誇る屈指の一眼レフカメラです。

このカメラとともに、冬の屋外活動や教育・研究現場をお伝えしたいと思います。(朝廣)

神社のしめ縄づくり 20131013

IMG_070520131013.jpg 今日は、糸島市住吉神社のしめ縄づくりについて紹介します。この地域では7年に一度、各組にしめ縄づくりの当番が回ってきます。私がこの地域に住み始めて6年で初参加しました。ワラは事前にご近所さんの田で稲刈りをし、各家で分担して乾燥させます。うちは納屋がないので車の中で2週間程度乾燥させました。
 しめ縄づくりと奉納の当日、朝、皆でワラを持ち寄り、まずは機械で柔らかくします。宮澤式と書かれた九大博物館にありそうな機械ですが、木槌でたたくよりは効率的に、次々に処理できました。(実のところは、ハンドルはそれなりに重く、回しても回しても、一向にわらが減った気がしません・・)
 ワラは整理して、大縄、小縄を作っていきます。縄ないは草鞋等の編み方とは逆方向、手は左押しで右回しにより、2本の縄を左巻きによって仕上げます。大縄の場合は、中にワラを差し込みながら巻いていく作業で、4~5人がかりの力仕事です。入れるワラの量や2つの太さが同じかどうか、編んでいるしめ縄の位置も認識しながら進める必要があります。時には中に差し込んだワラが外に出てきてしまい、これを「ワラが笑う」というそうで、「ワラが笑っと」と声がかかります。ねじり不十分でもやり直しで、なかなか大変な作業でした。
 今回、しめ縄だけでなくムシロも手作りしました。これは、ワラを乗せては糸を交互にやり取りして編んでいくため、大人4人がかりの作業になります。使用した糸はビニール紐でしたが、糸の巻き取りコマをぶら下げながら糸を繰り出していかなければならないため、よく糸がからまり、扱いに慣れるまで時間がかかりました。
最後は、奉納の儀を行い、それぞれのしめ縄を飾りました。飾る向きは、必ず右がない始めだとか。古いしめ縄が新しく変わり、とても秋らしい行事でした。
 夜、6歳の娘とご飯を食べていると、「みんな楽しそうにしよったね」というのです。そうだ、秋の収穫が終わり、地域の人々が寄り、皆でしめ縄を作り、お宮に奉納する。地域で一つのものを共同で作り、神様に奉納するという行為は、とても幸せなことだと思う。他地域に目を向けてみると、都市化の中で、農地が住宅地になりワラが手に入らなくなったり、過疎化の中でお宮の行事が継続できない地域も増えつつある。福岡市近郊の農村だからこそ、昔ながらの行事が継続できているのかもしれない。そのようなことを考えると、よい地域に来たと思う。さ来週は、境内で奉納運動会。それはそれで、忙しいのだが・・・ (Asahiro)

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冬 (201111)

福岡もやっと寒くなってきました。うちは暖炉に火を入れ薪と火の管理が始まります。
子供に「クリスマスの準備・・・」とせがまれましたが、例年、ツリーを買うかどうか決断できずに年数が経ちました。今年は薪を割ってローブでぶら下げ、灯りを巻きつけました。
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移築した蔵と地元の材でつくる家 201107

今月、特定非営利活動法人日本民家再生協会(JMRA)に朝廣邸の民家再生事例紹介記事を掲載いただきました。執筆は、

・宮本繁雄, 移築した蔵と地元の材でつくる家, 民家78,2011.7, p5-7.
・朝廣和夫, 歴史と自然を感じる民家に暮らす, 民家78,2011.7, p8-9.
です。

JMRAのサイトはこちら。日本民家再生協会
宮本先生のサイトはこちら。 建築工房悠山想

今回、宮本先生と誌面を共同執筆させていただいたことで、この家の設計意図や計画プロセスを振り返る良い機会となりました。

建築家と私の共通の目標は「小さな家」という田園居住のモデルを考えることでした。

なぜ、小さい家なのか。ウサギ小屋と揶揄されてきた日本の住宅ではありますが、うちは少々事情が異なり、農村集落内の150坪の土地に15坪の家を建てました。すなわち、「景のある小さな家」です。

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列挙してみると、家が小さいから、
・部屋の窓からすぐ緑が見える。部屋も明るい。
・土壁漆喰ということもあり、熱環境が安定している。(今、冷房はなし。冬は薪ストーブ)
・家族との会話が増える。(うるさい場合も多い)
・掃除が楽。(草取りは大変)
・庭にすぐ出れる。
・コストを抑えられる。 などなど

また、この家の民家再生たる所以は、移築した蔵と新築を組み合わせた点にあります。
建設風景はこちらのブログのバックナンバーをご覧ください。
宮本先生は、新築部分も蔵と同じ伝統的軸組み構造を採用することで、地震動をホゾや貫・壁土の小舞竹の、めり込み抵抗により吸収し、全体で対応できるように設計されました。
詳しくは、雑誌を購入いただき宮本先生の記事を読んでいただくのが一番です!

私にとって、古材の風合いはいつ見ても飽きることがなく、庭と同じで、このような伝統民家は手入れを続けることで古びることはありません。地域の出事や行事にも可能な範囲で関わりながらの暮らし方は、子供たちにも伝えたいと考えています。

このような機会をいただき、ありがとうございました。 (Asahiro)


冬支度

やっと暖かくなってきた今日この頃ですが、今の季節は来年の冬支度です。うちの界隈も、高齢の方が増えつつありますが、繁茂する庭木をばっさり伐られるお宅が少なくありません。うちは薪ストーブなので、「朝廣君、いらんか~」と声をかけていただくと、家族で作業を行います。長男は良く働きますが、1人ぬけ、2人ぬけと、最後は1人で行うことになります。体を動かすのは良いことで、ご近所さんにも喜んでいただけるので、子育て、薪づくり、生物多様性と加算していくと、一石五鳥はあります。材木費用について、私は、概ね立米いくらでお支払いするようにしています。バイオマスが、少しでも、回る時代になると良いですね。
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里山を歩こう (20110106)

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今朝のラジオビタミン、柳生信吾さんの「里山を歩こう」を聞きながら通勤しました。その話の中で...

「日本ほど雑草の生える国はない。いっそのこと、雑草を育ててみては。言葉を変えれば野の花ですよ」とのこと

そうだ、「私たちは雑食性だった!」ということを改めて思いました。

里山、雑木林を保全することは、単なるノスタルジーではなく、1日30数種類の食べ物を食べなければならない日本人の生活環境、そして私たちの健康を保全すること、そのものと言えます。

農産物をスーパーで買う毎日ですが、一方で、庭で「野の花」を育ててみてはどうでしょうか。

とはいえ、グローバル化は庭も同様で、外来種の雑草が容赦なくはびこってきます。自然の国際化は要注意です。 (asahiro)

薪づくり 20100424

新学期がはじまり、バタバタと忙しい日々が過ぎていきます。今日も朝から雨がぱらつきましたが、これもヨーロッパの噴火の影響でしょうか? 久々の休日にすることは、薪づくりです。来年の冬に向けてカラになった薪小屋を埋めないと、なんとなく落ち着きません。

薪は、近くの農林家さんにお願いし、土場にこづんでもらっています。それを私がチェーンソーで玉切りをして、息子が車に積むという、家の親子のふれあいの場になっています。運搬車はファンカーゴですが、これがなかなか積みやすく、容量もあり重宝しています。また、田園風景の中で流すひと汗は、気持ちがいいものです。近所の人から「デスクワークだけじゃだめやろ~」と言われ、忙しくとも、このような一日は確保せねばなりません。(asahiro)

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薪のある暮らし

新年、明けましておめでとうございます。

今年は、もう少し情報発信ができるように心がけたいと思っています。

さて、一昨年の森林と市民を結ぶ全国の集い(福岡)から、「暮らし」というキーワードを良く耳にしてきました。

私は、この家を建ててから冬は薪ストーブのある暮らしをはじめ、最近、「なるほどなるほど」と、付き合い方を模索してきました。少し、紹介して新年のあいさつとしたいと思います。

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うちのストーブは、Vermont Castings社のResolute Acclaim Woodburning Stove Model 2490です。通称、アクレイムと呼ばれています。これを選んだ理由は、いくつかありますが、主に下記のような点を重視しました。

・出力が10,000kcalあること。小さい家ですが、全体を暖めてほしかった。

・中型サイズでありながら、出力が大きいこと。場所をそれ程取らない。

・平均燃焼時間が9時間あり、共働きにはよさそうだったこと。

・トップローディングタイプで、上から薪が入れられ、床がそれ程汚れない。

・ダンパーが付いている、水平燃焼タイプで、薪の持ちが良い。

・赤の琺瑯であること。


さて、いざ使い始めてみると、下記のような戸惑いもありました。

・2階はそれ程暖まらない。(11~14度)

・薪の消費量は、それなりに量と種類が必要。

・ネジが落ちたり、ダンパーが動かなくなったり、ファイバーロープが取れたりと、それなりにメンテナンスが必要。

・煙突掃除は、まだ慣れないので、おおごとだった。

・屋外が強風の時は煙突の隙間から煙が時々噴き出してくる。


とはいえ、使い続けてみると、付き合い方が分かり出し、課題は概ね克服できました。

私が、ストーブの良い点ベスト3を上げるとしたら、次の3つです。

1.(外に煙は出すが)室内の空気は常に新鮮。

 私はアレルギー持ちなので、以前は、軽い気管支炎や鼻炎などを起こしていました。薪ストーブは煙突の吸気を常に行うので、隙間風は少なくないですが、空気は新鮮です。私は、冬場の上記の悩みがほぼなくなり、第一の効果でした。

2.上に入れた薪は炭化され、下のオキがちろちろ燃焼

 トップローディング→水平燃焼タイプということもあり、温度を上げて、下にオキを作ってから弱火にすると、このような状態になります。ある温度を保ちながら弱火で燃焼運転を継続できるので、寝る前に薪を入れ、朝起きると、まだオキが残っており、薪を入れて温度を上げて、また弱火にするというサイクルで24時間燃焼が、そこそこの薪の量で可能です。

したがって、家を冷やさなくて済むという点がとても良いです。先日、田舎に帰省し帰ってくると、家は完全に冷えており、暖めるのに相当な量の薪を必要としました。弱火で暖め続けられるという点は、土壁の家にとっては利にかなっているようです。

ただし、重要なのは、弱火にする場合、温度を上げておくということです。下がると煙が多く出てしまい、周囲への迷惑や、環境にも、効率の面からもマイナスです。温度を上げておくと格段に良くなります。

3.お湯が常に沸き、洗濯物が乾く

うちはオープンキッチンスタイルなので、居間とキッチンは同室です。お湯はお茶にしたり料理にしたり、今日は、車の雪を融かしたり、と寒ければ寒いほど効果を発揮します。濡れたフキンなどもフェンスにかけておけばホカホカに乾く点は、ありがたい副産物です。

さて、里地里山ライフという点からすると、下記が私の今後の課題でしょうか。

・身体を上手に動かすこと

ストーブまで、常に薪を供給するのは、おそらく最も大きな課題になります。否が応でも身体を動かすことになるので、健康面から「良い」と、思っています。刃物で怪我をしないように、身体を痛めないように、動くことは、デスクワークにはない緊張と集中力、機転が必要に感じています。

・薪の種類を確保

私は、近所の公園やご近所さんから、枝の束を焚きつけように集め、近くの農林家の方に、スギや雑木の伐採木を積んでもらっています。火をつけたり、維持するには、これらの燃料を上手に組み合わせると良いようです。しかしながら、今後も必要量を農林家の協力を得ながら確保できるかどうか、持続的な見通しはありません。

・小さな森づくり

以前、英国でSmall Woodland Associationという団体を知りました。小さな森を所有して楽しみましょうという団体です。あちらでは、雑木林の萌芽更新の講座は、とても人気がありました。いつか、群状間伐による小さな森づくりを家の近くで、個人的にやってみたいな~と思う今日この頃です。そうすれば、森も、相当良くなるはずです。

本当は、欧米のような温水によるセントラルヒーティングシステムがあると良いのでしょうが、現在は、望むべくもないです。熱源は電気、ガスによる床暖房ということでしょうが・・・

山の麓にある家は、今後、薪のある暮らしが大きな選択肢となるように思います。優れたストーブも開発されており、みなさま、将来いかがですか?

2008-12-15

先週金曜日に、「月が明るい」という下記の話題をしました。

BBCニュースによれば、「NASAによると、金曜日の満月は通常よりも14%大きく、30%明るいと想定された」そうです。月は地球から35万キロの彼方を移動していますが、先日は3万キロ程距離が近かったとのこと。

私の感性も捨てたものではないと思いましたが、「普段との違いを目で認識できるほど、それほどの差はない。」と識者の解説まで付いていました。「真冬では、単に、空高くに月が輝くから明るい。」そうです。

BBC Newsはこちら

2008-12-12

約3か月ぶりの更新になってしまいました。この三か月は、大学業務と市民活動に追われっぱなしで、全くブログを更新したいという欲求、というか余裕を持つことができませんでした。「里山景観保全強化ブログ」という名を冠しながら申し訳ございません。

今日は帰宅が24時過ぎ、朝出したごみのポリバケツを取りに田舎道を歩いていて、ふと、「こんなに月明かりってあかるかったっけ」と思いました。見上げると、天頂に満月があり、下を見ると、自分の影がくっきり道路にうつりこんでいます。田んぼ越しに見える山の姿は明るく、冬にしては暖かい、美しい景色でした。

今日は、30分や1時間ごとに数々の打ち合わせをこなし、夜は1,2年生のクラス別懇談会で、彼らの悩みをしこたま吸い上げました。相当に、忙しい一日だったように思います。

しかしながら、この夜の月明かりと景観の中に佇むと、あ~、今日は良い一日だったと思えます。

田舎の良さもさることながら、私を必要としていただくこともありがたいし、多くの学生が参加してくれたことも、とても嬉しいことでした。

このバランス感覚が、忙しいからこそ、大切なような気がします。